HSPの適職

HSPで仕事が続かないときの5つの対処法【100人にアンケートした結果から解説】

読者
HSPの気質のせいで仕事が続かない…

この記事では、上記のような悩みを解消します。

HSPは周囲の環境に敏感で人の感情もすぐに読み取ってしまうため、仕事が長続きせず辛いですよね。

当サイトで行ったアンケート調査の結果では、HSPの70%以上は「仕事が続かない」と悩んでいることが分かりました。

筆者もHSPで普通の人よりもストレスを感じやすく、これまでに二度転職しています。

今回は100人のHSPにアンケートした結果から、実際に仕事が長続きしているHSPが行っていた対処法をご紹介しますね。

※当サイトは、HSP研究の第一人者であるエレイン・N・アーロン氏の書籍を参考にしています。

HSPの70%は仕事が続かないと悩んでいる

仕事が続かないと、自分だけが社会に適応できていないように思えて辛いですよね。

当サイトではクラウドワークスを活用して、20代〜50代のHSP100人にアンケート調査を実施。

その結果、HSPの74%が「仕事が続かないと悩んだことがある」と回答しました

仕事が続かないHSPへのアンケート

具体的な理由についてはこの後で解説しますが、ほとんどのHSPは「仕事が続かない」と悩んでいるのです。

仕事が続かないと自信をなくしたり、自分を責めてしまうかもしれません。ですが、それはHSPを上手く活かせる仕事や環境を見つけられていないだけ

実際にアンケートでもHSPのうち26%は仕事が長続きしています

まずは仕事が続かない理由を見つめ直し、自分にもっとも合った方法で適切に対処することが、仕事を長続きさせるための一歩です。

HSPの特性「DOES(ダズ)」を知っておこう

HSPの特性「DOES(ダズ)」を知っておこう

当記事で紹介する対処法をただ実行するだけでは、あなたの真の悩みを解決することはできません。

なぜ仕事が続かないのか、また、どう対処したらよいのかを知る前に、HSPの特性についても理解しておきましょう。

本当に仕事を長続きさせたいのであれば「自己理解」が欠かせないからです。

HSPの代表的な特性をまとめた「DOES(ダズ)」という言葉があります。

DOESとは?

  • D(Depth of Processing)=処理の深さ
  • O(Overstimulation)=刺激に過敏
  • E(Emotional Reactivity)=情緒的反応
  • S(Sensing the Subtle)=些細なことにも気づく

出典:敏感すぎる私の活かし方|著 エレイン・N・アーロン

この4つの特性をHSPはもっていて、物事から情報をより深く処理することができたり、それによって外部からの刺激を受けやすかったり、他者の気持ちに共感しやすかったり、感覚的に鋭く些細なことにもよく気がつくのです。

だからこそ、通常より何倍も繊細で仕事上の様々なことが気になります

こういった特性をもっているのは悪いことではありません。ただ、仕事ではどうしても避けられない人や環境があり、上手く自分を活かしきれていないだけなのです。

社会人のHSP100人が回答!仕事が続かない理由とは?

社会人のHSP100人が回答!仕事が続かない理由とは?

仕事が続かない理由がなんとなく分かっている方も分からない方も、まずは一度立ち止まって仕事が続かない理由を見つめ直してみましょう。

そうすることで、自分にどのような対処方法が合っているのか分かります。

先ほどのアンケートで「仕事が続かない」と答えたHSPの退職理由から、もっとも多かった理由を3つお伝えしますね。

きくぼん
実際にHSPの方の体験談を紹介しているので、あなたも共感できる部分が多いかもしれません

1位:人間関係

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営業職、ヘルプデスク、営業事務を経験

無職・30代女性

上司に厳しい言動を取られることが多かったため、ストレスが蓄積し、最後は同じ空間に居ることが辛くなってしまった。

塾講師を経験

システムエンジニア・20代男性

生徒さんとのコミュニケーションは大丈夫だったのですが、親御さんに向けて書く連絡帳については管理している方に確認してもらう必要があり、苦手な管理している方と話すのがしんどくなってしまいました。

HSPの退職理由でもっとも多かったのは、人間関係によるストレスでした。

もしかしたら、あなたも「そうそう、分かる!」と共感できるところがあるのではないでしょうか。

先ほどのDOESでも説明したように、HSPは物事を深く処理したり外部からの刺激に敏感であることから、ちょっとした人の感情の動きや言葉などを深いレベルで受け取ります

そのため、高圧的だったり無愛想であったり、乱暴な言葉の使い方をする相手が職場にいると、強く感情が揺さぶられて疲れやすいのです。

人間関係のストレスですぐに仕事を辞めてしまうという方は、このあとのHSPで仕事が続かないと悩んだときの対処法【成功例】でどのような対処ができるのか見てみましょう。

2位:職場の雰囲気

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銀行員、大学事務職員などを経験

Webライター・40代女性

周りの人のキーボード操作音やため息が気になって、職場の空気感に耐えられなくなった。

新聞社の編集職を経験

英語講師・30代男性

上司や同僚など周りの人の機嫌や職場全体の空気などが必要以上に気になってしまい、疲れてしまうから。

人間関係によるストレスの次に多かったのが、職場の雰囲気に耐えられないという退職理由でした。

HSPは自分に対する人の反応だけではなく、周囲の環境にも敏感で居心地の良さ・悪さを感じやすいです。

これも、DOESの「O」にあたる刺激に敏感だという特性が影響しているからでしょう。

職場の雰囲気が合わず仕事を続けられないという方も、このあとのHSPで仕事が続かないと悩んだときの対処法【成功例】でどのような対処ができるのかチェックしてみてくださいね。

3位:匂いや音

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接客業、事務職、製造業を経験

フリーランス・30代女性

特定のBGMに疲れたのと、上司の服についたタバコのニオイに耐えられなかった。

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CDショップ、ドラッグストアのアルバイトを経験

コンビニ店員・20代女性

匂いに敏感になり頭が痛くなってしまった。

職場の匂いや音が気になるという理由で仕事が続かないHSPの方も多くいました。

HSPが敏感なのは人の感情の動きや空気感だけではありません。音や匂いに対しても、通常の人より敏感に感じとる傾向があります

筆者も匂いに敏感で、周囲が感じとっていない匂いにすぐ気が付き、不快になってしまうことが多いです。

職場の音や匂いに敏感で仕事が続かないという方も、次にご紹介する対処法をチェックしていきましょう。

HSPで仕事が続かないと悩んだときの対処法【成功例】

HSPで仕事が続かないと悩んだときの対処法【成功例】

仕事が続かない理由を見つめ直すことができたら、具体的な対処法について知りましょう。

アンケートで「仕事が続かないと悩んだことは"ない"」と回答したHSPが、どのように対処していたのかも調査しました。

HSPの特性を上手く活かしながら仕事を続けている方々の成功例とともに、5つの対処法をお伝えします。

1.職場に配慮を求める

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電気機器メーカーの広報やNPO団体事務所スタッフなどを経験

フリーランス・50代女性

HSPであることを上司や同僚に話し、体調がいまひとつ良くなければ、人が少ない場所での作業をさせてもらっていました。

転職歴なし

製造業・40代男性

有り難いことに、上司が私の気質を理解してくれて、あまりプレッシャーをかけない様に気を遣ってくれます。

職場の雰囲気、または匂いや音などが気になってしまうという方は、職場にHSPであることを説明した上で配慮してもらうのが良いでしょう。

融通が効くような職場であれば、人が少ない場所で仕事をさせてくれたり、接するときの態度なども考慮してくれます。

ただし、仕事内容や上司との関係性などによっては、配慮してもらうことが難しい方もいると思います。

その場合は、ほかの対処法で実践できそうなものがないかチェックしてみてくださいね。

2.気持ちが落ち着くように工夫する

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中小企業で経理を経験

フリーランス・30代女性

トイレに行った時に深呼吸したり、ハーブティーを飲むなど、一度気分を落ち着かせるようにしていた。

ほかにも、デスクに自分の好きなキャラクターの物をおいて、疲れた時は見るようにしていた。

職場に配慮を求めることが難しい場合は、1人の時間をなるべく作るようにするなど、気持ちが落ち着くような工夫をしてみましょう。

たとえば、上記の体験談にもあるように「ハーブティーを飲む」「深呼吸する」「好きなものを側に置いておく」といったことが効果的です。

デスクワークの方の場合は、デスク周りを簡単に掃除してみるのも1つの方法。

なかなか落ち着く暇のない仕事だからできない、もう試してみたけど効果がなかったという方は次の対処法へ進んでください。

3.苦手な相手を避ける

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企業の窓口業務を経験

主婦・30代女性

仕事上では仕事と割り切るようにしていたが、職場のランチタイムが一番苦手で、交代で昼食を取るので、その時に苦手な人がいると時間をずらしたり、他の人に先に昼食に行ってもらったりしていた。

転職歴なし

経営企画職・50代男性

生理的に嫌悪感を抱く相手とは極力、かかわらないように気をつけている。

職場に苦手な相手がいるなど人間関係で仕事が続かないという方は、苦手な相手を避けることも大切です。

HSPは外部からの刺激を強く受けやすいため、刺激となっている人を避けることによってストレスが大幅に激減されることも

ただ、チームで行う仕事などでは難しい場合もあるでしょう。そういう方は次の対処法を確認してみてくださいね。

4.周囲の人に相談する

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事務職を経験

主婦・30代女性

当初は顔色を伺いどう思われているか、仕事ができないやつと思われてないかなどビクビクしていました。ストレスがかかり転職も考えましたが、どこの職場でもストレスはあるからよっぽどの事がない限り辞めない方がいいと友人に言われました。

私の場合は徐々になれていき対人のストレスも減っていきました。友人の言う通り辞めないでよかったです。

すぐに仕事を辞めるのではなく、まずは友人や恋人など周囲の人に相談してみるのもおすすめです。

筆者も転職した会社を辞めたいと思ったときに、友人へ相談したことで良い結果に繋がった経験があります。

周囲の人に相談することによって客観的な意見を聞けるので、自分の状況を俯瞰してみられるようになるのです。

ただし、周りに相談できる人がいないという方もいると思います。そんな方は、最終手段である次の対処法に移りましょう。

5.働きやすい仕事に転職する

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百貨店スタッフを経験

デザイナー・30代女性

人間関係、特に本人のいないところでこぼされる陰口に過敏になってしまい、あちこちに気を使って消耗してしまうため、在宅勤務がメインの仕事のみをしている。

プログラマーを経験

情報通信関連のフリーランス・30代男性

HSP気質は自分の本音が言える「自由業」が向いており、職業選択時にしっかりと自らの意志を伝えることも大切だと感じます。

どのように対処しても仕事を続けることが難しいという方は、HSPの特性を活かせる仕事へ転職するのがベストです。

たとえば在宅ワークができるような仕事、組織に縛られないフリーランスなどがあります。

また、HSPはクリエイティビティな仕事に適性があると言われているので、そういった仕事を選ぶとよいでしょう。

具体的に自分に合っている仕事を知りたい方は、当サイトでHSPの適職についても紹介する予定です

きくぼん
よければ、当サイトを随時チェックしてみてくださいね

仕事が続かないと悩むHSPは「仕事環境」を見つめ直そう

今回はHSPで仕事が続かないと悩んでいる方へ、仕事が続かない理由と対処法をお伝えしました。

▼この記事のポイント

  • HSPの74%は仕事が続かないと悩んでいる
  • 仕事が続かない理由は「人間関係」「職場の雰囲気」「匂いや音」
  • 仕事を長続きさせるには5つの対処法を実践するのがベスト!

筆者も仕事が続かずに悩んだことはあるので、あなたの気持ちはよく分かります。

ただ、HSPでも天職を見つけている人がいるのも事実

ご紹介した対処法を実践することで、きっとあなたも仕事を続けられるようになりますよ。

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きくぼん

HSP気質の20代ブロガー|【経歴】教育関係の新聞記者▶︎Web業界へジョブチェンジ▶︎副業収入とあわせて年収100万円UPを達成 ●3日坊主なので継続するのに一苦労のポンコツ ●天然な妻がいます ●北海道民

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